2019.03.14
【ワーク・ライフ・バラス】時の呼び名

今週はちょっとラフな話といたしましょう。

最近は陽の出ている時間が長くなり、少しずつ暖かくなっていくのがわかります。
桜の季節ももうすぐですね。
(花粉症の方にはつらい季節です。)

いまこれを読んでいる時間は何時ですか?
と、唐突な質問です。
今回の話題はこの「時間」の「呼び方」にしてみました。

「時間」ですから「10時25分」とか「22:18」とか数字で表すのが普通です。

皆さんがよく目にする天気予報の中で出てくる、

「雨は明け方にはやんで、昼前には晴れる所もあるでしょう」
「昼過ぎから天気がくずれはじめ、夜遅くには所によってにわか雨になるでしょう」

といった気象用語では時間の呼び方には決まりがあります。

【気象用語での時の呼び名】

1:00~ 3:00:未明
4:00~ 6:00:明け方
7:00~ 9:00:朝
10:00~12:00:昼前
13:00~15:00:昼過ぎ
16:00~18:00:夕方
19:00~21:00:夜のはじめ頃
22:00~24:00:夜遅く

よく聞くフレーズですが、3時間ごとに呼び方が決まっていたってご存知でしたか?

しかし、日本語にはもっと美しい「時の呼び名」があります。
いくつかご紹介しましょう。

【文学的な時の呼び名】

深夜零時から午前二時くらいまでの夜が半分過ぎた頃:夜半(やはん)
今夜、今晩の呼び方。明朝からの昨夜のことも指す:今宵(こよい)
東の空が白み始め、星が一つ二つ消えゆく頃:暁(あかつき)
闇から光へと移行する夜明け前に茜色に染まる空:東雲(しののめ)、曙(あけぼの)
夜明け頃、明け方:黎明(れいめい)
正午から午後二時くらいまでを指す、一日で最も明るい頃:白昼(はくちゅう)
落ちてきた陽が空や街を照り輝かせる頃:夕映え(ゆうばえ)
薄暗くなった夕方、夕日の残照が消える頃:黄昏(たそがれ)
日が暮れようとする頃:薄暮(はくぼ)、夕暮れ(ゆうぐれ)

今でもよく使う言葉からほとんど使わなくなった言葉までいろいろあるものです。
なかには「美しい」とは言えないようなおどろおどろしい言葉もあります。

日が暮れて闇夜が訪れる時間帯。魑魅魍魎に出会う禍々(まがまが)しい頃:逢魔時(おうがまとき)
※禍々しいとは「縁起が悪い」「不吉である」の意味です。

「今宵はノー残業デーだから逢魔時をむかえる前に帰ろう」なんて言ってみるのもいいかもしれません。

渡辺 秀一j.union株式会社 経営企画室 部長

生死にかかわる病気をして人生が変わりました。

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