2019.05.05
【組織風土】自分と人を感動させよう

書の詩人「相田みつを」の書く詩は、とても人間臭くて心に響きます。
人の心はとても弱い部分があり、かつ醜い部分もあります。
その一方で強い部分もあり、とても美しい部分があります。
「相田みつを」の詩を読むと、人間臭く自然体で、心が癒されるとともに、大切なことに気づかされます。私を変えた、次のような詩があります。

『人間を動かし人間を変えていくものは
 むずかしい理論や理屈じゃないんだなぁ
 感動が、人間を動かし
 出逢いが、人間を変えていくんだなぁ・・・
 <by 相田みつを> 』

感動とは何でしょうか?
辞書には「ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること」とあります。 
さらに感動は、精神機能を「知」「情」「意」に分類する場合、「情」にあたると記載されていました。
労働組合の活動においても、理論や理屈、意図以上に「情」の部分が大切だと思います。
理論と理屈は、もちろん大切ですが、結局のところ人は感情の生き物だと、私は思うのです。
人は理論や理屈で考えがちになりますが、人は全て頭で考えた通りには行動することができない弱い生き物です。
その一方で、感情でつき動かされる時に、人は真の意味で強く激しく行動することができる生き物であると思うのです。
さらに感情だけで突き動かされる際には、危険をはらむ場合があります。従って、感動して突き動かされる中で理論や理屈も整えていくことが大切です。
偶然影響を受けるような人に出逢い、理論や理屈ぬきに感動する出来事に出合うことで、その後の人生が大きく変わる。
この詩を読んで、私は直観的に、「感動」と「出逢い」が人を変えていくのだと腹落ちしたのです。

●『感動がある時、人は動く』
一、感動がある時、人は共感し。
二、感動がある時、人は喜び。
三、感動がある時、人は涙し。
四、感動がある時、人は賞賛し。
五、感動がある時、人はやる気をおこし。
六、感動がある時、人は理屈を抜きにし。
七、感動がある時、人は損得を抜きにし。
八、感動がある時、人は人一倍の力を発揮し。
九、感動がある時、人は互いに協力し。
十、感動がある時、人は動く。

●『感動がある時、人は動き、仕事は成功し、組織は発展する』
人との出逢いに感動し (人との出逢いで感動させ)
自分の仕事に感動し (仕事で感動させ)
仕事仲間に感動し (仲間を感動させ)
お客様に感動し (お客様を感動させ)
社会に感動し (社会を感動させ)
その時、人は動き、仕事は成功し、組織は発展する。

●『自分自身の人生に感動できるようになる』
家族に感動し (家族を感動させ)
友に感動し  (友を感動させ)
地域に感動し (地域を感動させ)
そしてなによりも
「自分自身の人生に感動できるようになる」こと。

●『自分が感動する』そして『人を感動させる』こと
他者におきた良い出来事を、嬉しいと感じる心を持つことができると、良い出来事や感動を沢山感じられる人になれます。
その逆に、他者におきた良い出来事を、妬み劣等感を感じる心を持つと、悪い出来事や不平不満を沢山感じる人になってしまいます。
全く同じ出来事なのに、真逆の人生を歩むことになるのです。
つまるところ、『自分が感動する』そして『人を感動させること』であると思うのです。
私は、「相田みつを」の詩によって、そんなことに気づくことができました。
もちろん私も人間なので、まだまだ劣等感や、嫉妬心を抱くことだってあります。
でもそんな時に、あの詩を思い出して発想を転換するように心がけることで、以前に比べてポジティブな人生を生きられるようになってきました。

まずは、人に対して、小さな感動を与えられるように、自分自身が感動できるように、日々心がけたいと思います。

小野 晋j.union株式会社 代表取締役社長

息子の影響でハマってしまった…。
世界で闘うBABYMETALを密かに応援中です。

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