2019.08.25
【組合活動】定性的な情報を定量化して効果的に活用する

私たちを取り巻く環境は日々変化を続けており、組合員一人ひとりの価値観も多様化している昨今、あらためて労働組合の存在意義が問われています。


組合活動の原点は職場にあり

取り組まなければならない活動がたくさんあるからこそ、自分たちの組織にとって最も大事なことは何なのか、目指すありたい姿を実現するために行っている活動は本当に成果を発揮する取り組みとなっているのかを明らかにするために、日常的な対話活動や職場集会などの場を通じて組合員の声を吸い上げることの重要性が増してきていると感じます。
一方、専従で組合活動に従事している人はほんの一握りに過ぎず、その多くは非専従で仕事と組合活動を両立させながら取り組みを行っています。業務の繁忙時期などは職場を回る機会も減るでしょうし、職場に行ったとしても快く応じてくれる組合員ばかりではないかもしれません。だからこそ、自らの足で集めた組合員の声はとても大切なもので、その声を効果的に活用し活動に反映してくれていると感じることができなければ、活動に対するモチベーションを下げる要因にもなりかねませんし、組合員の組合に対する信頼も低下してしまいます。

多くの組合では吸い上げた声を定型フォーマットの議事録などに入力して提出し、その議事録をさらに集約して効果検証・活動検討の素材にしていることと思います。職場委員が現場を回れば回るほど議事録の枚数は増え続け、その集約・分類をする手間は更に大きなものとなります。結果、せっかく集めた声は適切に処理されず効果的に活用できていない状態になってしまうのです。
現場に近い場所で活動している職場委員の負担を減らし、かつ、行った取り組みによって得られた情報を効率的に集約・整理して、確実に活動へと反映していくための仕組みを確立することで、労働組合が本来行うべき活動に対する時間を確保していく必要があります。

そのような課題に対する支援を行うために、弊社では組合員の声を効率的に集約し、効果的に活動へと反映させていくためのシステムを構築しました。
日々現場を回る職場委員は対話によって得られた組合員の声をWebシステムへと入力し、意見の性質によってカテゴリーを選択、緊急性・重要性などの分類をして登録します。登録された情報は整理・分類された状態で定量化され、タイムリーに確認することができるため、現場実態を客観的に把握することが可能な仕組みとなっています。


組合活動の効率化を進めることで、効率化させてはいけない活動へと適切に時間を使う

私どもが日々お会いさせていただく組合役員の皆様は、職場を良くするために、組合員の幸せを実現するために本当頑張っていらっしゃいます。その頑張りが適正に評価され、日々の活動によってありたい姿実現に近づいていけるよう、我々はこれからもご支援を続けてまいります。

※本稿でご紹介したシステムについてご興味のある方はお気軽に弊社担当へお声がけください。

渡邊 祐介j.union株式会社 西日本事業部

「できるかできないかではない、やるかやらないかだ!」
この言葉が私の原点であり、行動指針です。

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