2020.03.15
【組合活動】組合活動における「非日常」体験とは

私事ですが、閉幕してから4カ月以上経つラグビーワールドカップを思い出すと、今でもとても幸せな気持ちになります。学生時代にやっていたということもあり、日本での開催が決まってから観戦計画を練っていたほどコアなファン(自称)であります。開催期間は夢のような期間でした。また、予想をはるかに超える日本チームの活躍とともに、ドラマチックな大会の盛り上がりがあったことが、よりその気持ちを高めたことは間違いありません。

何がそんなにキャッチコピーでもあった「一生に一度」に残るような楽しい幸せな記憶になったのか考えてみると、「非日常的」体験の連続であったことが大きいのかなと思います。
スタジアムでの試合観戦やテレビで観戦することは、私にとっては割と日常的です。もちろん素晴らしい試合の部分的な場面は覚えていることはありますが、それよりもその場の雰囲気や空間、色々な国の方との交流といった想定外の「非日常的」な体験の方が刺激的で記憶に残っています。
・会場に到着するまでの道程や屋台での、ボランティアの方や各地・海外の方との交流(英語は妻がほぼ通訳...)
・ワールドカップならではの演出や、お祭り的な雰囲気
・応援しているチーム関係なく、ビール片手に試合後もその場を楽しんでいる風景
などなど。
いつもと違う「場」「時間」「出会い」といったことが要素としてあったのだと思います。

その中でも特に印象に残っているのが、大分での試合観戦後に、夕食に行った居酒屋での出来事でした。
たまたまカウンターで一緒になったオーストラリア人のカップルと、日本人のご夫婦と会話する中で、ラグビーなどの話で盛り上がり、お互いの仕事の話にもなりました。
仕事をラグビーに例えるとこういうことなんじゃないかという話になり、違う仕事をしている中だからこそ、「なるほど」と思えることがたくさんあり、多くの気づきを得ることができ、共通点があるとグッと距離が縮まることを、あたらめて体感しました。

と、ここまでは自身の思い出話なのですが、皆様が取り組まれている組合活動で考えるとどうでしょうか。
通常の職場生活から考えると、多くの組合員にとっては組合活動で「非日常」体験ができると捉えることができるかと思います。
組合役員(特に新任)にとっても組合活動を運営することというのは「非日常」の連続ではないかと考えます(組合役員の方には楽しいことばかりではないかとは思いますが......)。

私自身の経験としても、前職で新入社員だった時の、労働組合の歓迎イベントでの組合役員の方との会話の記憶は、会社の新入社員研修よりも鮮明に記憶に残っています。記憶に残るということは、何かしら私自身の人生に影響をしていると思います。

良い会社にしていくという共通のテーマで本音の話を職場集会などでしたり、さまざまなイベントや研修といった普段と違う場での職場を超えた人たちとの会話は、必ずその人の人生にとって良い影響を与えるのではないかなと思います。人材育成の観点からも言われることですが、「非日常」の演出(場や体験)は気づきやひらめきを生む効果があるはずです。結果仕事での成果にも良い影響を与えるのではと。

私自身も意識して新しいことにチャレンジしていくとともに、皆様とも効果的な場づくりなど一緒に考えていきます。

清水 典明j.union株式会社 福岡支店

福岡に転勤以来、
九州・中国地方の食と温泉にはまっています。

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