j.union株式会社

労働組合の活動を
総合的に支援します。

2021.02.07
コロナ禍における職場自治活動

◆職場自治とは

職場で起こる労使間の課題を、職場の最前線の労使(職場リーダー・執行委員と部課長)で取り組み、解決するもの。

つまり、「現場の問題は現場で解決する」ために、
①現場の声を集めて実態を把握する
②集めた声を問題分析し原因を探る
③原因に対する解決策を考え、労使で対策を話し合う
④労使で話し合ったことを組合員へフィードバックする
このようなサイクルを常に回せる組織にしていく。

組合活動において基本といえる活動ではないでしょうか。

数年前から、研修や取り組み支援の依頼が増えつつあるテーマであり、より多くの労働組合にて関心が高いテーマでもあります。

◆コロナ禍における課題

「密になるから職場集会を開けない」
「必要最低限以外の会話が禁止になっている」
「テレワーク勤務が多くなり、会社に組合員が来ないので声が聞けない」
など、昨年からのコロナ禍において、このような声を聞くことが多くなりました。

でも、そんな現状においてもできることはあるのではないでしょうか。

◆コロナ禍の中でもできる職場自治とは

①職場集会の参加人数を少数にして実施
・少人数開催にすることによって役員の労力がかかりますが、
「大人数だと意見が言いにくかったが発言がしやすくなった」
「従来、本年の意見が聞けるようになった」
など、メリットも増えているようです。

②テレワークにおける働き方問題の把握
・働く場所が会社から自宅に変わることにより、従来と違った悩みが出てきている
「公私の切り分けが難しい」
「長時間労働になりがち」
「評価が不明確」
「どこまでが労災の範囲なのかがわかりにくい」
このような組合員の困りごとを集約して会社へ提言していくことも必要ではないでしょうか。

③スマートフォンやPCなどを使ってWebアンケートで声を集める
・集会を開けない今だからこそ、Webツールを使って効果的に声を集める活動を展開していく

◆まとめ

従来から「組合って何しているのかわからない」「イベントやレクリエーションをしてくれる組織なんでしょ。」というイメージしか持たれていないという声を組合の担当者から伺うことがよくあります。

現状、リクリエーションやイベントが中止になって、ますます活動が見えにくくなっているのではないでしょうか。
労働組合の存在価値を高めるためにも、労働組合の活動の基本【現場の声を集めて提言していく活動】に注力していってはいかがでしょうか。

三橋 秀郎j.union株式会社 西日本事業部

明るく楽しく元気な家庭にするためにBEST主義の考えを家族にも日々、浸透させています。

« 前回の記事 次回の記事 »