j.union株式会社

労働組合の活動を
総合的に支援します。

2021.07.25
傾聴力とダイバーシティー

【気になった調査結果がありまして】


2016年連合による調査に「LGBTに関する職場の意識調査」というものがあります。(調査対象は非当事者)その調査の中で興味深い設問がありました。
「職場の上司・同僚・部下等が、いわゆるLGBTであった場合、どのように感じるか」という設問です。
LGBに対して、「嫌だ」と感じる人は「LGBT当事者が身近にいる人」で19.5%、「LGBT当事者が身近にいない人」で38.7%と、身近にいない人のほうが約2倍、嫌だと思う人が多い結果でした。(Tに対してどう感じるかも似た結果でした)


「身近にいないからよく知らない。知らないから抵抗感がある」と感じる人も少なくないようです。
私はこの調査結果から、「誰かを理解するためには、まず知るところから始める必要があるのかな...」と思いました。
知らない状態では、つい自分自身の中にあるバイアスで相手の状況や考えを決めつけてしまうかもしれません。
すべての組合員から声や意見を集める労働組合活動をサポートするj.union社員として、できる限りバイアスなく物事を捉えていきたいなと思いました。



【傾聴力に注目】


そこで私が今注目しているのが「傾聴力」です。
「傾聴力」は、相手の話に耳を傾け、熱心にきくスキルのことです。
相手が本当に話したいことを引き出して理解することを目的に用いる方法です。j.unionのセミナーラインナップの中にも傾聴力がありまして、私は傾聴力セミナーのアシスタントとして日々勉強しております。
傾聴をするときは、自分の中にあるバイアスを脇に置き、ただひたすらに相手の話に自分が共感できるまで、耳を傾けます。
自分がどう思うか、ではなく「相手が今、何を感じているのか」をじっくりと味わいます。
この「脇に置く」ということ、やってみるととても難しいのですが......!!!


しかし、自分の考えを脇にしっかりと置けた時、相手がなぜ相談してくれたのか、なぜ悩んでいるのか、どんな気持ちだったのか、わかる瞬間があります。そこで初めて「相手のこと知れた(かもしれない)状態」になれました。(傾聴を学ぶ前は「知ったつもりになっていた(何も知れていない)」という感じです)
多少なりとも相手の気持ちや状況が知れると自分の中のバイアスはなくなったり和らいだりします。
そこで初めて「理解する」という段階へ移れるような気がしています。もちろん、傾聴したからと言って相手のすべてがわかる!とは言えません。
しかし、知ろうとする、理解しようとすることができます。

傾聴力は冒頭申し上げたLGBTについてだけではなく、育児・介護しながら働く人、障がいを持っている人、外国籍の人など、いわゆるマイノリティとされてきた人たちはもちろん、マジョリティとされてきた人たちすべてに対して大切なことだなと感じます。
マジョリティとされてきた人たちの中にも「まったく同じ人」はいないからです。
労働組合活動の中でも「ダイバーシティ推進」の考えを取り入れている組織も多いのではないでしょうか。
これからの労働組合は(組合だけでなく自分個人としてもですが)少数派とか多数派とか関係なく、今目の前にいる人のことを知り、理解するということがとても重要になってくるのではないかと思っております。



【働くって大変...】


社会人生活も5年目に差し掛かり「働くって大変なことばかりだなー」と感じます。
でもその大変なことを理解してくれる人が周りにたくさんいたら、働くことはもっと楽しくなっていくと思います。
大変なことも、逆にうれしいこと、幸せなことも分かち合って働ける、そんな組織作りを労働組合の皆さまと実現できたらな、なんて思う今日この頃でした。


もし傾聴力にご関心がある方はぜひj.unionの営業担当にお問い合わせください!
私はまだまだ勉強中の身ではありますが、j.unionの傾聴力アシスタント一同、精一杯お手伝いさせていただきます。

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田中 潤j.union株式会社 企画開発本部

夏に向けて腹筋割るぞ!と思っていたらもう夏になりました。(もちろん割れてない)

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