j.union株式会社

労働組合の活動を
総合的に支援します。

2021.09.26
情宣活動の「これから」を考える

コロナ禍が変えた労働組合の情宣活動

ここ1、2年のうちに情宣活動をオンライン化させた組合さまは多いと思います。コロナウイルスの感染拡大以前からオンライン化への取り組みは高まっていましたが、緊急事態宣言により在宅でのテレワークに切り替わると、さらにオンライン化する動きが加速しました。
当社におきましても、オンラインでの情宣活動に関するご相談が増えてきています。
「新入組合員への組合紹介を動画で伝えたい」
「機関誌や議案書をオンライン化して配信したい」
「定期大会をオンライン動画で配信したい」
「組合の情報をLINEで発信し、組合員に通知したい」
......など、多くの組合さまがさまざまな手法にトライしながら、よりよい「伝え方」を模索し、組合員の組合活動への理解・共感と参画を促すために知恵を絞っています。

「紙かWEBか」ではなく「紙もWEBも」

ところで、企業内のインナーコミュニケーションにおいては、「紙か、WEBか」という問いが、インターネットが広がり始めたころから叫ばれていました。
いつでもどこからでもアクセスができ、短時間で知りたい情報を検索できるWEB媒体は動画などリッチなコンテンツを展開できるようになった反面、PULL型の媒体のため、いかにしてユーザーのアクセスそのものを増やせるかが課題です。
組合員のアクセスがなかなか増えないことを問題視する組合様の声も多く聞きます。
デジタル媒体の多様化が進む一方で、紙媒体はその特質でもある手触り感を活かした情緒的な訴求に効果を発揮し、拾い読みができる閲覧のしやすさに強みを持ちますが、読後感の心地良さや読み応えのある質の高い情報を提供し続けられなければ、読者離れを起こしてしまう危機が高まっています。業務効率の面からもコストカットの対象にされやすいです。
現在では、「紙の良いところ、WEBの良いところを踏まえたうえで多様な媒体を駆使していく」コミュニケーションにほぼ帰着しています。結果として情報に出会う接点が増えたことで、私たちは多くの媒体から情報を受け取ることができるようになりました。

多くの組合様を悩ましているもの......「コンテンツ」

しかし、一方では組合活動そのものがコロナ禍によって停滞してしまい、
「これまで発信してきたレクリエーションや支部活動の報告ができない」
「そもそも、どんな情報を発信していけばよいのか分からない」
「機関誌に掲載する情報やネタがなくなってしまった」
「何かよいコンテンツはないか」
...といったお悩みの声も多くのお客さまより聞かれます。

組合活動の告知や結果報告のみを主体にした情報の発信だけでは、これまでのような頻度で情報を伝達することができなくなっているのではないでしょうか。たとえ媒体手段を増やしたとしても、それがそのまま情報発信の増加や効率化にはつながりません。手段の多様化によって解決することではなく、問題の本質は「コンテンツ」にあるからです。
「労働組合は組合員に何を伝えたいのか、伝えた結果どうなってほしいのか」
「組合員はいったい何を知りたいのか、そのためにどんな切り口が効果的なのか」
情宣活動では、これらを念頭に置いたうえでコンテンツを企画していく必要がありますが、漠然とした目的では企画の軸や訴求の切り口が定まりません。また、組合員のニーズや動向を正確に把握できなければ、組合員に刺さるコンテンツを企画することも難しいです。

これからの情宣活動を構想するために

そこで、今回開催される「j.unionフォーラム2021」では、2021年12月6日(月)に「ニューノーマル時代の情宣活動~加速するオンライン化と時代を超える情宣活動の本質を考える~」対話型のセッションを開催することになりました。

実際にオンラインによる情宣活動に取り組まれている組合さまや、組合員のニーズ・意識を把握することで機関誌の改善に役立てている組合さま、組織目的・方針から情宣活動を展開されている組合さまなどの活動事例を紹介し、「時代の変化に適応しながら、情宣活動の本質をともに考える」場を設けます。

私たちとともにこれからの情宣活動のあるべき姿を想像し、知恵を出し合いながら、労働組合の情宣活動を盛り上げていきませんか?
詳細につきましては、近日中に公式サイトで発表予定です。
皆さまのご参加をお待ちしております。

j.union forum2021特設サイトへ

長瀬 健吾j.union株式会社 情宣・広報グループ

スキーが好きです。ダジャレではありません。
ここ数年はなかなか滑りに行けていませんが、技術の探求は日々忘れることはありません。
雄大な山々、白銀の世界。浮遊した中で風を切っていく独特の感覚が病みつきです。

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