j.union株式会社

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2021.10.24
ビジョン策定は覚悟するということ

ビジョンとは取捨選択するということ

定期大会時期を迎え、新しいビジョンや運動方針を策定し、期のスタートをしていることかと思います。新型コロナウイルスの感染状況によって活動への影響を受ける中、活動の転換を図っている組合さまも多いかと思います。
私自身、ビジョン策定と活動構築のサポートをすることがあり、そのプロセスの中で感じることがあります。策定メンバーの覚悟が目に見えてだんだんと固まっていくということです。
ビジョンとは組織の構成メンバーの「ありたい姿・状態」です。策定プロセスの中で、覚悟を持って定め、実現へ向かうための活動を考え、取捨選択していくということになります。
逆説的に言うと、ビジョンを定めず、運動方針や活動自体への評価や分析もせずに前年踏襲であるならば、活動への熱がないと組合員から捉えられないでしょうか。

策定プロセスが大切

組合の中心メンバー(執行部)がまず熱量が高く活動推進しなければ、当然組合員へは活動は伝わりません。ビジョン策定がなぜ覚悟を固め、熱量を上げていくのかは、そのプロセスにあると考えます。

1.過去・現状の活動の振り返りをし、分析する
大切にしてきたこと・価値観を再認識し、引き継ぐべきものを考える。

2.未来分析をし、自分たちに影響の大きいことは何かを考える
社会・会社・組合員の環境変化を予測し、対応するべきことを考える。
まず過去~未来を分析する中で、組合にはどんな役割があるのか、求められるのかを議論し、認識します。

3.私たちの●年後のハッピーな状態を考え、組織のビジョンを検討する
分析も踏まえ、「会社を誇れる状態が...」「やりたい仕事ができている‥」「朝起きてワクワクする...」といった想いを言葉にし、どんな状態がハッピーなのかを考え、組織のビジョンとして言葉にしていきます。
ありたい姿を明確にし、策定メンバー(執行部)の目指すべき方向性を一致させます。

4.実現するための活動を考え、全体像を考え、活動の取捨選択をする
新たな活動を考えながら既存活動との優先順位を考え、取捨選択し、各活動の重要性を認識します。

活動推進にも効果的

策定への関与と議論による共感と納得によって、当事者意識がより強くなり、活動推進者としてやるぞ・やるしかないといったという覚悟につながっていくと考えます。
また、ビジョンを組合員へ浸透していくためには、啓蒙活動と同時に、活動によって展開し、組合員が実感をしていかなければ説得力がありません。明確な方向性を示すと同時に、実現に向かって活動推進できているのかという評価にもさらされることになります。その評価は活動推進者として必要なものだと考えます。
ビジョンの必要性は言い尽くされていると思いますが、私が最近強く実感をしました。少しでも参考になりましたら幸いです。

清水 典明j.union株式会社 福岡支店

福岡に転勤以来、
九州・中国地方の食と温泉にはまっています。

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