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2021.11.21
「労働組合ならでは」の広報活動を考える

皆さんは組合員に「労働組合はなぜ機関誌やニュースを発行しているのか?」と聞かれたら、自信をもって答えられますか?

「昔から発行してるから‥」
「月1で発行するのが決まりだから‥」
このような答えをお持ちの方もいるかもしれません。

計画通りに機関誌やニュースを発行することはもちろん大切ですが、発行することが目的になっていると、「組合費のムダ」と言われたとき反論できないことも‥。

今回は、この場を借りて広報活動の必要性についてわたしなりの考えをご紹介します。

◆労働組合の目指す姿と連動したコンセプトづくりをしよう

あなたの労働組合にはビジョンはありますか?ビジョンがなくとも単年度の活動方針の中に「労働組合(組合員)はこうありたい」といった目標を掲げているかと思います。
労働組合の広報活動も、労働組合が掲げるビジョンや方針に連動したコンセプトで伝えていくことが大切です。

<労働組合の広報活動を考えるためのステップ>
①労働組合の組織全体の目標(目指す姿)は何なのか?
②目標に対して、現状はどうか?
③広報活動では何を目指すか?
④広報活動でできそうなことは何なのか?

例えば、労働組合が「組合員の仕事のモチベーションアップ」を目標に掲げたとき、理想と現状のギャップを確認し、理想の状態に近づけていくための取り組みを検討していくと思います。
目標を実現するための手段は、広報活動だけではなく、教育活動や会社への提言などさまざまです。その中で、広報活動の強みを生かした取り組みを考えていくことが重要になります。

◆広報活動の強みとは、「興味・関心」を高めること

それでは、労働組合の広報活動の強みとは何なのでしょうか?
わたしが考える労働組合の広報活動の強みとは、「労働組合に興味・関心」をもつきっかけづくりになる、ということです。

組合活動は、普段現場で働く組合員の方々にはなかなか見えず、伝わりにくいもの。
ましてや、会社生活の中で普段から自社の労働組合について考えている組合員の方はどのくらいいるでしょうか?(私は、仕事に追われて考えていません!(笑))

だからこそ、組合役員の皆さんが組合員のためにさまざまな活動をしているのに、「何をしているのか知らない」状態は、非常にもったいない!と思うのです。
そのためにも、組合員に届く広報活動を進めていくことはとても重要だと考えます。
特に、組合員一人一人に届く機関誌や組合ニュースは、労働組合に興味・関心を持ってもらうきっかけづくりになります。さらには、組合員がその取り組みに共感し、活動に参加してもらうためのきっかけの一つにもなりえます。

◆組合員に伝わる広報活動を考えよう

先ほどの例だと、労働組合の機関誌のコンセプトを「職場の垣根を超えた組合員のつながりづくり」と仮定し、さまざまなコンテンツを紐づけることも可能です。

一例ですが、「開発職×営業職でこれからの働き方を考える座談会」「組合員の仕事のON・OFF紹介」など、コンセプトに基づいたコンテンツがでてくるはずです。
大切なのは、労働組合のありたい姿と連動していること。「〇〇の状態を実現するため」のコンテンツとして発信すれば、組合員の皆さんもきっと共感・納得してくれるはずです。

ちなみに、組合員に活動を伝えよう!と意気込んで、数十ページにわたるような文字だけの記事にしてもきっと組合員には伝わりません。視覚的にも、興味・関心を持ってもらいやすい誌面作りも重要です。

◆「労働組合ならでは」の広報活動とは?

労働組合の広報活動とは、組合員に興味・関心を持ってもらい、活動に共感してもらうためものであり、労働組合(組合員)のありたい姿の実現を目指すものだと考えます。

j.unionでは、機関誌のコンセプト策定のファシリテーションのご支援や、機関誌の企画・制作支援を行っています。機関誌や組合ニュースの発行や、広報活動全体にお悩みがある方は、お気軽にj.unionにご相談ください。

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中野 恵美j.union株式会社 制作本部 情宣チーム

最近のナイトルーティンは、いろんな猫動画を見ることです(癒)

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