j.union株式会社

労働組合の活動を
総合的に支援します。

2022.07.31
組合員の幸福のための活動

■世の中の混迷と幸福への活動ビジョン

組合員の幸福をビジョンに掲げて、さまざまな活動を行っている労組も多いと思う。または議案にこれに類する言葉を入れようか思案している執行部の方もいるかと思う。

世の中に目を向ければ、大陸における戦争、紛争、国内においても、無辜の人間を襲う無差別攻撃、政治家を狙ったテロ、著名人の自死、噴出する有名企業の不正、長引くコロナによる息の詰まる感じ、貧困問題、挙げれば暗いニュースが目立つ。
子供たちと接していると、現在の状況及び将来に関して不安、不信、ネガティブな気持ちが沈殿していないかと心配だ。

■幸福について考える時、思い出すこと

至極私的な話になるが、人の幸福について想いを巡らすとき、思い出すことがある。
生前父親から、子供の私(小学生の頃)に対して、幾度か「俺が若い頃と、お前の境遇は天と地ほどの差がある。今のお前は幸せなんだ」というようなことを聞かされた。
昭和初期生まれの父は、戦中に子供時代を過ごし、10代前半で父親を亡くしたこともあり、生活が苦しかった。彼が小学生の頃、教室で弁当を食べている子たちをよそに、貧しくて、弁当を持って行けない自分と幾人かの子供は毎日その間、外で遊んで、みんなが食べ終わるころ教室に戻ったそうだ。その少年(父親)の気持ち、周りの情景を想像してみる。

私もこの世に生を享けて50年、多少の困難はあったにせよ、両親のおかげで貧しい思いもせず、幸せな人生だとつくづく思う。父親も中学を卒業後、呉服店へ丁稚奉公し、結婚して母親と二人、力を合わせ、小さいながら店を構え、4人の子供を育てた。自らの家庭を持ってからの人生後半期はとても幸せだったはずだ。

■一人ひとり違う

『幸福をめぐる哲学』(成田和信)によれば、幸福はその人にとって良いことが生じているということが前提であり、幸福価値(誰だれにとっての良さ)も異なり、その価値にもさまざまな要素がある。著者はある対象(事態や個物)を大切に思うという心的態度をケアと名付け、、その心的態度こそが、数年にわたりあるいは生涯にわたって続き、幸福を構成するとする。

その他欲求充足的な幸福もあれば、客観リスト説(人にとって良い事柄のりスト)、情動評価説(満足する、喜ぶ、嬉しく思うのような心的態度)のような幸福もあり、幸福に関する定義に定まったものは存在していない。

組合員の幸せと一口に言っても、一人ひとりは、その身にいつ何が起こるか予測し得ない。生きてきた境遇も異なれば、現在のライフステージも、抱えている困難も違う。仕事観も、ましてや大切に思うこと、幸福観、人生観も一人ひとり違う、生身の人間なのだ。

私たちは、本来そのことを認識することから出発しなければいけないし、忘れてはいけない。組合役員も一人ひとり、違うのだから、まずはじっくり、お互いの幸福観について話してみることから始めてみることで、組合員の幸福のためにどんな活動ができるか、いいきっかけになるかも知れない。

■組合員のためにできること

j.unionにおいても組合員の幸福を考えるきっかけにつながる活動支援を行っています。
以下に一部、例を挙げますので、組合員の幸せをビジョンや議案に掲げている労組は活動促進担当にお問い合わせ下さい。

①    役員同士のつながりを強固にするチームビルディング
②    組合員が幸福に近づくための気づきを感じるゲーム型ワークショップ(ハッピーチョイス)
③    ワークエンゲージメント、働きがいを高めるワークショップ
④    組合員のキャリア支援
⑤    共同調査(組合員の価値観を他組織と比較)
⑥    個別的労使関係での組合員への支援(目標管理制度支援)
⑦    異業種交流会

他にも、組合員の幸福のためにご支援できることは何か一緒に考えて行きましょう。

松山 晃久j.union株式会社 東京支店 

最近パンケーキをはじめスイーツにはまりつつあります。
メタボ予防で体脂肪率10%を目標としたものの、
まだまだ遠い道のりになりそうです。

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